獣医学科2年生を振り返って|科目の覚えやすさ・理解しやすさを主観で評価
前回に引き続き、2年時の授業の振り返りを書いていきます。
前回の記事はこちらです。
獣医学部2年目の授業を振り返り、覚えやすさや理解しやすさを自分なりに評価した記録です。
私は30代から再受験で入学したため、社会人経験を経ての学び方や授業の感じ方が他とは少し違うと思います。
この記事は、同じような境遇の再受験生やこれから授業を受ける方の参考になればと思い、主観を交えつつまとめました。
2学期に分けられていた講義を一つにまとめていたり、実際に講義を受けた年次は多少違ったりしています。
評価は、「言葉の覚えやすさ」、「理解しやすさ」、「覚える量」などで、必修のメインとなる教科を対象としています。

評価の前に私の情報を少し書いておきます。
・生物は大学で初めて触れる
・定期試験の勉強方法は、ほぼ直前に詰める
・授業は聞くが、復習はせず次の日には忘れる
・暗記は得意なほうだと思う
2年次授業の評価一覧
講義 | 単語の覚えやすさ | 理解しやすさ | 覚える量 | 必要勉強日数 | 優先度 |
---|---|---|---|---|---|
解剖学実習 | 3日 | ||||
野生動物学 | 1日 | ||||
微生物学(細菌・真菌) | 5日 | ||||
微生物学(ウイルス) | 3日 | ||||
寄生虫学 | 5日 | ||||
発生学 | 3日 |
★の数は、自分の主観で「どれくらい覚えやすいか」「理解しやすいか」「覚える量が多いか」などを5段階で評価しています。
勉強日数はあくまで単位をとれる目安で、復習や理解度に応じて変動します。
各授業の主観コメント
解剖学実習 | 一年生で習った解剖学を実物を使って確認する授業。 スケッチをしたが、描く量が多く辛かった。絵が上達した。 骨学、筋、臓器、神経、血管、組織、リンパ等を見たが、骨と筋が特に覚えづらかった。 テストが実物を見て答えるものだったが、ぱっと見ただけじゃなかなか思い出せなかった。 |
野生動物学 | 私の大学だけかもしれないが、比較的楽だった。 覚えやすく、量も少なかった印象。 |
微生物学(細菌・真菌) | ここまでの科目の中で、最も覚えづらく量も多かった。 まず菌の名前が全然覚えられない。 特徴や病気もきつかった。 国試が不安 |
微生物学(ウイルス) | 細菌・真菌よりは覚えやすいし、量も少ない DNAウイルスとRNAウイルスなど、区分ごとに特徴がしっかりしており、比較的覚えやすかった。 |
寄生虫学 | 線虫以外は割と覚えられた。ただ、線虫は本当にきつかった。 量も多いし、寄生虫に興味ない人はきついと思う。 自分的にはこの科目は楽しかった。ただ難しい。 |
発生学 | 難しかった。 似たような語句がたくさんあり、こんがらがった。 何胚葉由来かも重要だったが、全然覚えられなかった。 |
自分の学習振り返り
2年生の科目は微生物学や寄生虫学など今まで、かかわったことのない分野ばかりで大変でした。。
なじみのない単語を気合で暗記しました。
自分なりにまとめたりして勉強しようと思いましたが、量も多くそんな時間なかったので、気合で何とかしました。
ちゃんとまとめられれば、覚えやすいらしいです。
まとめ
効率のよさそうな新しい勉強法に挑戦しようと思いましたが、諦めた記憶があります。
きれいにまとめるなどは自分には向いておらず、気合で覚えるのが正義だと思いました。
なじみのない単語が1年生の時よりもはるかに多くなり、大変でした。
微生物学の細菌・真菌がすごい覚えづらかったです。
覚えづらさ的には似てる寄生虫は覚えやすかったですし、勉強してて楽しかったです。
解剖学や発生学があまり点数が良くなく、自分はこの分野が苦手なんだなと思いました。
あとこの分野はなぜか筆記のテストが多く、漢字が出てこなくて大変でした。
この記事が国試のときに自分のためになってくれるとうれしいです。
投稿者プロフィール

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再受験獣医学生です。
理系の大学を卒業後に社会人を数年経験してから、獣医学部を再受験しました。
2回目の大学生なのでいろいろなことに挑戦中です。
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