【体験談】マウスを1年間飼育してわかったこと|飼ってみての感想
半年ぶりくらいの更新です
去年の10月くらいからマウスを飼育し始めました。
1年近く飼育してみての感想を書いていこうと思います。
飼い始めたきっかけは、友達とペットショップを見に行った時に、ペットとしてハツカネズミが「ファンシーマウス(カラーマウス)」として売られていて、珍しいなと思って購入し飼育を始めました。
飼ってよかったこと
かわいい
まず一番に感じるのは、とにかく見た目がかわいいということです。
小さな体でちょこちょこと動き回る姿は見ているだけで癒されますし、丸い目や柔らかそうな毛並みも魅力的です。
個人的には、ペットとして人気のあるハムスターよりもマウスのほうがシンプルで小柄な雰囲気が好みで、より愛らしく感じます。
目の大きさがハムスターほど大きくないが、まん丸なところが一番のポイントです。
観察していると仕草にも独特のかわいさがあり、飼ってよかったと実感できる瞬間がたくさんあります。
ちなみに家で飼育しているのはこんな感じです。

小さいときは特にかわいいです。

こんな感じで寝てたりしてかわいいです。
観察していておもしろい
観察するとすごいおもしろいです!
マウスを飼っていて一番楽しいことのひとつは、観察していると本当に個性が豊かで面白いところです。
同じ種類のマウスで、同じように育てていても、全く違った好みや性格を見せてくれます。
例えば、おやつひとつをとっても、ある子はひまわりの種を真っ先に食べるのに、別の子は全く興味を示さずペレットばかり食べるなど、好き嫌いがはっきりしています。
人に触られることに関しても、手に乗ってきて甘えるのが好きな子もいれば、まったく触られるのを嫌がって逃げてしまう子もいます。
また、起きる時間や行動パターンも個体ごとに異なり、夜中に活発に動き回る子もいれば、意外と早い時間に起き出してケージ内を動き回る子もいます。
こうした違いを日々見ていると、同じマウスでも「性格」や「行動の傾向」などの個性が見えてきて、おもしろいです。
同じハツカネズミでも色々な毛質や模様・色がいること
個人的に一番面白いと思うのが、模様や毛質の違いです。
よくペットショップなどで見るのは、アルビノだと思います。
しかし、毛質には艶がある「サテン」やクルクルとした「テディ」と呼ばれるものがいます。
また、色や柄も様々です。
私は家で繁殖させましたが、様々な柄の子たちが生まれてきてとても面白かったです。
親の毛質と全然違う子たちが生まれてきます!

いろいろな柄の子たちです。
分かりづらいですが、左や右上の艶がある子たちがサテン柄です。
飼育が比較的簡単
ペットの中では比較的飼育が簡単だと思います。
飼育スペースをほとんど必要とせず、ケージ一つで十分に飼うことができます。
そのため、一人暮らしの学生や限られたスペースで暮らしている人でも無理なく飼育できます。
また、初期費用や維持費が比較的安いです。
必要なのはケージ、給水器、床材、回し車、エサ程度で、どれも小動物用として手頃な価格で手に入ります。
今はメルカリなどでケージから何まで安く出品されているので、初期費用は少ないと思います。
エサ代や床材の費用も安価に抑えられるため、経済的にも優しいと感じています。
大変なこと
今までは良いことばかり書いてきましたが、大変なことも書いていきます。
臭いがきつい
どの動物でもそうだと思いますが、においがきついです。
とくにおしっこからくるアンモニアのにおいがきついです。
床材を頻繁に交換していたり、週一回の大掃除では追いつかないくらいのにおいを発するときもあります。
マウス自体にもにおいがついていることがあり、手に乗せたときにすごいにおいを感じる時もあります。
夜に活発になる
マウスは夜行性の動物で、日中はほとんど眠って過ごし、暗くなると活発に動き回ります。
そのため、生活リズムが人間とずれてしまい、夜間に元気いっぱいになる点は飼育していて大変だと感じることがあります。
特に回し車を使って運動する姿はとてもかわいらしいのですが、ガラガラと音を立てながら長時間回し続けるため、同じ部屋にいるとと気になることがあります(元気よく走っててかわいいのですが)。
静音の回し車を使用していますが、勢いよく走ってて結構音がします。
また、他にも走り回る音やエサを食べたり水を飲む音も夜間には意外と大きく感じられます。
私は寝室とは別の部屋で飼育していますが、それでも結構音は聞こえるため、寝室と同じ部屋で飼育すると、眠りたいときに少しうるさく感じてしまうかもしれません。
糞をいたるところにする
これは飼育してみて初めてわかったのですが、マウスはおしっこは自分が決めた場所にしますが、糞はいたるところにします。
しょうがないことですが、手に乗せているときも手にどんどん糞をします。
小さい体のどこにそんなに糞が入ってるんだと思うくらいします。
ケージの壁の上の方や天井にもついててどうやってそこにつけたんだよと思う時もあります。
何より困るのが、糞はエサ入れだろうが回し車だろうが構わずどこでもします。
エサ入れや回し車についた糞は固くなって固まってしまうので、掃除が大変だと感じる時があります。
ケージの外に出した後に部屋の掃除をするとウンチが良く転がっています…
1年飼ってみてのまとめ
マウスを1年間飼育してみて、良い面も大変な面も両方強く実感しました。
見た目のかわいらしさや仕草のユニークさ、個体ごとの性格や模様の違いを観察できるのは大きな魅力で、日々の生活に癒しや発見を与えてくれます。
小さなケージで飼えることや費用が比較的安いことも、学生や一人暮らしにとっては大きなメリットでした。
一方で、においや夜の活動音、そして糞の多さなど、飼育して初めて分かった大変さもあります。
掃除や飼育環境の工夫をしないと、飼い主・マウスともにストレスにつながるので、その点は覚悟が必要です。
総じて言えるのは、マウスは小さな体に大きな個性を秘めた、とても魅力的なペットだということです。
かわいさや面白さを楽しむ一方で、短い寿命や手間を理解し、最後まで責任を持って飼っていこうと思いました。
ハムスターではペットとしてありきたりだなと思う方には非常におすすめです!



投稿者プロフィール

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再受験獣医学生です。
理系の大学を卒業後に社会人を数年経験してから、獣医学部を再受験しました。
2回目の大学生なのでいろいろなことに挑戦中です。
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