獣医学部再受験にあたってお金の話|再受験の費用や学費
経済状況は人それぞれ
こんにちはnnkです
この話題、再受験生は絶対といっていいほど周りから聞かれます。
受験準備を始めた頃も一番悩ましい部分でした。
ホームページに書くのも少し気が引けるような気がしますが、
実際に入学してみて私立に入ったということもあり私は金銭的に苦しいほうだと感じることもあります。
でも、こんな人もいるんだな・・・とか
私立だからと完全にあきらめる前に知っても良いのかなと思って書いてみることにします。
再受験生だけではなく現役生・浪人生も読んで頂けたら嬉しいです。
悩んでいるわけではないですが、学校でもこの話をすることは今後もないと思います
同情されたくないという気持ちもありますし、自分一人でやっていけているんだという強い自信につながっている部分もあるからです
もちろんこの選択肢を勧めるわけではないです。
よく考えて選択してください。
実際に学費に困っていない現学生で自分が該当する減免制度などを見つけると卒後返済が楽になると思います
nnkの現状
nnkの現状は学生支援機構の奨学金の一種と二種を併用して学費は完全に借金としています
生活費はバイト代と社会人時代にためた分を使用しています。(家賃を抑えるとバイト代でやっていくことも可能です)
入学金と前期授業料分は貯めておく必要があります
(一切の援助を受けないと仮定すると160万円くらい※私立の場合.年度によります)
学費についての選択肢
学費についての選択肢は複数あります。
選択肢を挙げながらなぜこの選択をしたのかも話していきたいと思います。
親に出してもらう
今回の記事では不要かと思うので割愛します
この選択が取れるなら多少無理を言ってもお願いしてみる、行動してみるのは大切です。
日本学生支援機構
もっとも多くの大学生が利用している奨学金制度ではないでしょうか
私立獣医学部・医学部の場合増額ができます
私自身もこの制度を活用しています
一種と二種を併用し6年満額借りるとフェラーリ一台分くらいの借金を背負うことになるので注意してください
また借りる際に保証人をたてるか機関に保証者になってもらう必要があります。
初年度の入学金や授業料には間に合わないことがほとんどです
両親などに生活費を少しでも支援してもらえれば、バイトをしながら獣医学科に通えると思います
しかし、借り入れが決定しても成績が学校の定める基準から二年連続下回ると奨学金が停止してしまいます
バイトと勉強の両立を図りながら修学することになります。
奨学金は借金なので大きな額を借りる方は周囲の大人によく相談してください
借り入れは様々な金額の選択肢や適応条件があるため、一度シュミレータを使用することをお勧めします。
給付型支援金 学費の減免制度・学費免除
これは現在、現役生か高校卒後二年以内の学生が対象だと思います
現役生・浪人生の方は是非一度自分が該当するかどうか調べてみてください
再受験生は利用できません。しかし今後制度が変更していく可能性があるので動向を追っておくのは大切だと思います。
企業系の奨学金
企業や財団系の奨学金です。
小論文や面接を通して奨学生を募集しています
私立獣医学部の学費に対しては少し心もとないかもしれませんが、自分の条件や出身地に適している奨学金があるか検索してみるのはありだと思います。
奨学金の検索サイトを貼っておきます。
産業動物獣医師修学支援制度
獣医学科ならではの奨学金制度です
在学中に学費を借り、借りた地方自治体や機関に従事すれば返済が免除される制度です。
借りた金額によって就業年数が変化するようです
現役生であれば一年前期から支給を受けられるようです
国立であれば月額10万円以内
私立であれば月額18万円以内借りられるとのこと
各県によって募集事項や開始学年が異なるので確認してみてください
かなり魅力的な制度です。自分も利用を考えていました
しかしこの制度を自分が利用しなかった理由としては、産業獣医師に一年次の段階から進路を絞りたくなかったためです
入学後勉強を重ね興味のある分野が変わるかもしれないからです。
そのため、一・二年次は日本奨学金支援機構にて学費を借りています。
今後、研究室に所属したり興味のある分野が定まり
産業動物獣医師になるぞ!という強い意志が決まったら申し込みたいと考えました。
またすべての都道府県が実施しているわけではないので一度確認してみてください。
個人獣医師の奨学金
自身が再受験を決めたときは見つけられなかったのですが、このような個人団体もあります
↑こちらの団体は3年次から募集をしているようです
↑こちらは高校在学中から申し込むことができ小動物臨床に進みたいちょう動物病院さんで働きたいという方はかなり良い制度になっていると思います。
自身の進路が確定している方や働きたい場所が決まっている方にはかなり魅力的ですね。
大学の独自制度
入学後にはなりますが大学独自の制度を設けている学校も多いです
志望校の奨学金制度について一度は調べてみてください
学費を遅れて納入する申請性の制度もあるようです
しかし、すべての学費をカバーできるような制度は多くありません
併用可能なそのほかの奨学金と合わせて検討してみてください
成績上位何名といった報酬金もあるため勉強のモチベーションにもつながるかもしれません。
To Do
1.志望校の学費を調べていくら足りないのか算出してみよう
2.自分に適した制度を徹底的に調べよう
3.決めた制度を活用して入学後無理なく勉強を続けられるか想像してみよう
4.再受験生も浪人生も現役生も!制度を調べ終わったら親と相談してみよう
5.金銭面の不安がなくなったら集中して受験勉強へ!
注意点
・重複して借りられない奨学金があること
・大きな借金であること
・保証人立ては学生に返済能力がなくなった時に
返済義務が保証人に移るためよく話し合ってください
最後に
現役生・浪人性の方へ
現役生の方で私立は認めないといわれている方もいると思います。
しかし、親も学費に関する不安ゆえに出ている言葉だと感じます。
大学に進学したい気持ちを持つ自分が誰よりも調べ親に計画を話してみることは大切だと思います。
獣医学科は設置大学が少ない性質から、私立・国立を絞ってしまうと門が狭まります。
私自身もとても悩んだ部分です。
初年度の分を国立大学四年分として出してもらうという交渉もありだと思います。
再受験生へ
大学の数が少ないゆえにたくさん悩むと思います。
私も初めは国立以外は金銭的に無理だろうと最初からあきらめていました。
さらにこれまでの人生でほとんど勉強したことがない自分にとって
いちから5教科7科目を勉強するのは大変大きなハードルでした。
しかし、様々な制度を調べていき自分でも進学できるかもしれないと勉強へのハードルが下がり勉強を開始することができました。
現在は私立に進学しています。
長く時間をかけて受験勉強をするぞと最初は考えていたのですが、浪人時間をお金で買うと考え早く進学できる私立を選びました。
今では最終的に動物も助けて、いろんな事業にも挑戦してめちゃくちゃ稼ぐぞ!!という気持ちです。
本記事が自分には絶対にむりだ!!!とうい固定観念を崩すきっかけになればうれしいと思い記載しました。
いつか自分も苦労した分、誰かの助けになる制度が作れたらいいなと思っています。
nnk
※借り入れを促すものではありません。ご利用は計画的に!
投稿者プロフィール
- 再受験し獣医学部に入学したアラサー学生です。 ヤムヤム氏に誘われて初めてのブログ制作 主に獣医学部掛×blender、再受験について書きます
最新の投稿
- 獣医学生になるまで2024年9月27日獣医学部再受験にあたってお金の話|再受験の費用や学費
- 獣医学生日記2024年9月27日獣医学科の授業って? 初めての履修登録とGPA 一年前期編