獣医学部再受験|再受験する際の「心配事や悩み」
ここでは私が再受験を決意するにあたり直面した「心配事や悩み」を書いていきます。
私は初めて再受験しようかなと決めたときにすぐ行動に移したわけではなく、実際にはそれより数年後に再受験をしました。
下に書いている「心配事や悩み」からすぐには再受験に挑めませんでした。
実際に私が悩んでいたのはこんな感じのことです。
・お金のこと
・合格できなかったらどうするか
・キャリアのこと
・周囲からどう思われるか
お金のこと
これは大金持ちでもなければ、誰しもがそうだと思います。
再受験をするの生活費や学費、そして在学中の生活費などお金がかかるため、やっていけるのかと心配でした。
さらに、入学できたとして、卒業時にお金がない状態にならないかなど心配していました(これに関しては今でも心配です)。
働きながら勉強すれば、再受験する際のお金は心配はありませんが、私は仕事と受験勉強は両立できないと思っていました。
やればできるのかもしれませんが、それで合格しなかった際に後悔が生まれそうなため、仕事を辞めてから受験しました。
そのため、受験勉強にだけ専念しようと考えていた私にとって、お金のことは悩みの一つでした。
また、生活するには困らないかもしれませんが、お金については今もこれからも大きな心配事になると考えています。
合格できなかったどうするか
現役生や1浪くらいの方々ならあまり考えないかもしれませんが、これは多浪受験や再受験する人なら考えるのかなと思います。
特に私は1度大学を出て働いているので、年齢を他の方より重ねています。
何年か挑戦して合格しなかったとしたら、ただ年を重ねただけとなり、スキルも何も習得できず、空白期間が増えるだけです。
正直再受験に挑戦する前は、失敗したらどうしようという考えを持っており、躊躇していました。
また、合格するまで挑戦するか期限を決めて挑戦するかなどとても考えました。
このような考えを持っていましたが、年齢を重ねると「自分が一番若いのは今だけだ」「もっと年を取るとさらに挑戦し辛い」という考えのほうが強くなり、吹っ切れて踏み切ることができるようになりました。
あとは、前職でのキャリアがある程度長くなり、スキルも多少付き、失敗しても同じような職に戻ってこれると思えたのが大きいかなと思います。
それでも、合格しなかった際の空白期間が長くなるのは嫌だったため、再受験に挑むのは1年と期限を決め、合格しなかったら転職して違う仕事に就こうと決めて挑みました。
意外にも「合格しないかもしれない」という考えは、再受験に挑戦してからは頭に浮かびあがりませんでした。
キャリアのこと
これは、上の「合格しないかもしれない」に似ていますが、合格して獣医師になった後にまともなキャリアになるのかという心配です。
すでに年齢を重ねてしまっているため、再受験して獣医師になる意味があるのかということです。
他の学生に比べて卒業時の年齢が高く、獣医師免許を取ったとして能力の乏しい高齢獣医師が誕生してしまいます。
また、獣医として経験を積む年数も少ないため、年齢のことを考えると、まともなキャリアを歩めるかという心配をしていました。
しかし、以前の仕事を続けていたり、転職しても正直惰性で働きそうだなと感じていました。
そのため、自分が興味のある分野に挑戦するほうが将来楽しいし、将来も何とかなるだろうと思えるようになりました。
周囲からどう思われるか
これは再受験するにあたり、再受験するという行為自体が周りからどう思われるか(否定的な意見など)を気にしていたというものです。
(私の家族は再受験などやりたいことをやることに理解があったため、家族というよりは友人などに気にしていました。)
私自身が小心者だから考えてしまったことだと思います。
私自身や周りの人たちに空白期間を作ったことのある人はあまりおらず、みんな大学を卒業して就職をし安定した生活をしていました。
そのため、自分が安定した仕事を辞め、再受験すると何か言われたりするんじゃないかと勝手に気にしていました。
こう考えていたので、再受験することは家族にしか言わず、合格したら周りに言うが、不合格だったら言わないと決めていました。
周囲からどう言われるか考えていましたが、合格した後に友人たちに報告すると、否定的なことを誰も言わず、むしろやりたいことに挑戦できるのはすごいなど肯定的なことを言われました。
そのため、私が気にしていたことは私の考え過ぎで杞憂でした。
最後に
私は再受験する際は仕事と受験勉強は両立できないと考え、退職して受験勉強に集中しようと思っていました。
仕事と受験勉強を両立できれば、ここで書いた「心配事や悩み」の大半はあまり無かったものなのかもしれません。
ここで書いたようなことから、私は再受験に挑むのは1年と期限を決め、合格しなかったら転職して違う仕事に就こうと考えていました。
運よく合格できましたが、私の心配し過ぎなことも多く、もっと気軽に再受験に臨めばよかったとも考えています。
また、挑戦してからは再受験中も吹っ切れており、たとえ合格しなくても後悔は無いように感じていました(むしろ再受験に挑戦しないほうが後悔すると思っていました)。
もし、これを読んで再受験したいと考えている方がいるとしたら、挑戦しなくても後悔してしまうだろうし、今が一番若いので挑戦してみても良いと思います。
ただし、お金やキャリアのこともあるので、1年や2年など年数に制限を付けるか、何歳までは挑戦するなど期限を決めて挑むのが良いと思います。
投稿者プロフィール
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再受験獣医学生です。
理系の大学を卒業後に社会人を数年経験してから、獣医学部を再受験しました。
2回目の大学生なのでいろいろなことに挑戦中です。
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